転職エージェントは、担当者が付いて、求人の紹介から応募書類の準備、企業とのやりとりまでを引き受けてくれるサービスです。求職者は無料で使えます。ただし各社のサイトはどれも「無料」「求人多数」と書いてあり、申し込む前に何がどう違うのかは分かりにくいままです。この記事では、比較のために選んだ10項目で6社を評価し、総合ランキングと、状況に応じたおすすめまで出しています。評価基準も計算のしかたも全部載せているので、同じ表から自分で計算し直すこともできます。

転職エージェントを利用すると、求人サイトを自分で見て回るだけでは届かない範囲まで選択肢が広がります。6社の公式サイトで確認できた範囲では、次のようなメリットがあります。

転職エージェントを利用するメリット

  • 求職者は無料で使える。6社とも自社サイトで明示している(doda「完全無料です」、マイナビエージェント「料金を請求することは一切ございません」、パソナキャリア「個人の方からの料金は一切発生いたしません」)
  • 担当者からの紹介を待つだけでなく、登録する前から自分で求人を検索できる。6社とも検索機能を公開している
  • 公開されていない求人がある。リクルートエージェントは約29万件、type転職エージェントは26,894件と、件数まで公開している
  • 応募先とのやりとりを自分ですべて抱えずに済むため、在職中でも動きやすい

一方で、どのサービスも同じように見えるため、申し込む前に迷いやすい点があります。次の4つは、6社を実際に並べたときに差が大きかったところです。

選ぶときに迷いやすいポイント

  • 求人数の数え方がそろっていない。リクルートエージェントの「約80万件」は同社が「表示件数は採用予定数」と注記しているもので、他社の求人件数とそのまま比べられない
  • 拠点の数が大きく違う。パソナキャリアは47都道府県、type転職エージェントは東京の1拠点のみである
  • 面談の形式が違う。来社・電話・オンラインの3つを明示しているのはマイナビエージェントとパソナキャリアで、dodaは「原則としてオンラインまたは電話」と書いている
  • 情報の新しさが分からない社がある。求人数の集計時点を自分で明記しているのは6社中3社である

1社だけを見て決めると、比べる相手がいないため「その条件が良いのか悪いのか」を判断できません。複数を並べてから申し込むと、次のことができます。

複数を比べてから申し込むメリット

  • 求人数や拠点数が多いのか少ないのかを、同じカテゴリの中で相対的に見られる
  • 自分が住んでいる地域に拠点がある社や、在職中でも使える面談形式を持つ社を選べる
  • 併用してよいかを先に確認できる。6社のうち4社が、自社サイトで併用について書いている
  • 担当者と合わなかったときに、次の選択肢を持っておける

良い面だけを見て申し込むと、後から想定と違う点が出てきます。次の4つは、先に知っておいたほうがよいことです。

申し込む前に知っておきたい注意点

  • 公開している情報の量に差がある。JAC Recruitmentは求人総数も面談方法も自社サイトで公開していない
  • 担当者が付くため、進めない場合は自分で断る必要がある
  • 求人数は日々変わる。集計時点が書かれていない数字は、いつのものか分からない
  • この記事が比べているのは「申し込む前に確認できること」だけである。内定の出やすさや年収の上がりやすさは測っていない

転職エージェントの選び方 — 比較する10項目

転職エージェントを比べるために、この記事では10項目を選びました。各項目、比較ポイントや注意点を記載していきます。

1. 公開求人数

申し込む前に、自分の目で確認できる求人の量です。担当者から紹介される求人はこれより多いのが普通ですが、非公開のぶんは登録するまで見えないので、選ぶ材料になりません。

比べるときに注意が要るのは、各社で数え方がそろっていないことです。リクルートエージェントは「約80万件」と表示していますが、同社自身が「表示件数は採用予定数」と注記しています。1つの求人で複数名を採用する場合、求人件数より採用予定数のほうが大きくなります。dodaの「285,080件」は求人件数なので、この2つを並べて「80万 対 28万」と読むのは誤りです。

2. 非公開求人の開示

エージェント経由でしか紹介されない求人がどれくらいあるかです。量そのものより、公開しているかどうかを見ています。 件数を出している社は、申し込む前に規模の見当が付きます。

リクルートエージェント(約29万件)とtype転職エージェント(26,894件)は件数、パソナキャリアは「61.0%」と比率で公開しています。マイナビエージェントは「サイト内でご覧いただける求人は一部」と存在にだけ触れています。件数と比率は単位が違うので、そのまま比べないでください。

3. 対応エリア・拠点

6社でいちばん差が大きかった項目です。パソナキャリアは「47都道府県に拠点」、type転職エージェントは東京都港区の1拠点のみでした。

オンライン面談が広まったので拠点の意味は薄れつつありますが、近くに拠点があるかは、その地域の求人をどれだけ扱っているかの目安にもなります。なお海外拠点は加点していません。 この記事が国内で働く場合の比較だからで、JAC Recruitmentの海外11ヵ国は評価に入っていません。

4. 面談方法

在職中に転職活動をするなら、選べる形式の多さがそのまま使いやすさになります。

来社・電話・オンラインの3つを明示しているのはマイナビエージェント(「来社・Web・電話などで」)とパソナキャリア(「お電話やWebでのカウンセリングも可能です」、対面も実施)の2社です。dodaは「キャリアカウンセリングは原則としてオンラインまたは電話で行います」、type転職エージェントは「現在ご面談は主にお電話かオンラインにて行っております」と書いており、来社を前提にしていません。JAC Recruitmentはトップページ・サービス紹介ページを見た範囲では形式の記載がありませんでした。検索候補に「転職エージェント 面談 服装」が出てくることからも、面談の形式は申し込む前に気にされている項目です。

5. 登録前に自分で求人を検索できるか

担当者からの紹介を待つだけか、自分でも探せるかの違いです。登録してから「思っていた求人が無い」と分かるのを避けられます。

この項目は6社とも同じでした。全社が職種・勤務地・年収などの条件で検索できる画面を、登録前から公開しています。差がつかない項目ですが、「どれを選んでも自分で探せる」ことが分かるのは、選ぶうえで意味のある情報です。

6. スカウト(企業からのオファー)

登録した情報を見た企業側から声がかかる仕組みです。自分で探す・紹介を受けるに加えて、3つ目の入口になります。

自社サイトで案内しているのはdoda(「企業からのオファー」)、パソナキャリア(「スカウトサービス」)、リクルートエージェント(スカウトの解説ページ)の3社です。マイナビエージェントは「マイナビ転職AGENTスカウト」を持ちますが、届くのは企業からではなく提携する転職エージェントからのスカウトで、性質が違います。同じ「スカウト」という言葉でも中身が違うので、誰から声がかかる仕組みなのかを確かめてください。

7. 他社との併用ができると書いているか

検索候補に「転職エージェント 何社使う」「転職エージェント 複数」が出てくる、読者側の関心が高い項目です。

可否をはっきり書いているのはリクルートエージェント(「前提として、転職エージェントを複数併用することは可能です」)とdoda(「はい。複数社ご利用いただいて構いません」)の2社です。マイナビエージェント(「1〜2社登録されている方も少なくありません」)とtype転職エージェント(「他社エージェントサービスや自己応募と並行して活動されている方も多くいらっしゃいます」)は、併用している人がいる事実として書いています。書いていないことは禁止を意味しません。気になる場合は初回の面談で確認してください。

8. 得意領域を明示しているか

6社とも総合型ですが、その中でどこに寄っているかを書いているかどうかで差が出ます。 自分に合う入口があるかを、申し込む前に見分けられるからです。

dodaは「WEB・ITエンジニア」「ものづくりエンジニア」「メディカル業界」「管理職・ハイクラス」「女性の転職」など9つの専門サイトを持ち、type転職エージェントは女性・20代・IT・営業・ハイキャリアの専門サイトを、マイナビエージェントは業界別の専任アドバイザーを掲げています。パソナキャリアは「ハイクラス転職に特化」、JAC Recruitmentはハイクラスと海外を前面に出しています。リクルートエージェントは「各業界に精通したキャリアアドバイザー」と書いていますが、特化の切り口までは示していません。これは優劣ではなく適合の問題なので、まとめの「状況に応じたおすすめ」でも扱っています。

9. 料金

求職者側の負担です。6社とも「無料」と自社サイトで明示していました。

差はつきませんが、確認しておく意味はあります。 職業安定法は求職者からの手数料徴収を原則として禁じている一方、施行規則に例外があり、一部の職種・年収帯では求職者から手数料を取れます(詳細はよくある質問)。該当しうる職種なら、無料と書かれているかを自分で確かめてください。

10. 求人数の集計時点を明記しているか

求人数は日々変わります。いつ時点の数字かが書かれていなければ、他社と比べても意味が薄くなります。

明記しているのはリクルートエージェント(「2026年8月30日時点」)、パソナキャリア(「9月6日更新」)、type転職エージェント(「9/6(日)更新!」)の3社です。dodaとマイナビエージェントは求人数を出していますが集計時点の記載がなく、JAC Recruitmentは求人総数そのものを公開していません。

この記事の評価方法

星の付け方

項目ごとに5点満点の星を付け、その平均を総合評価にしています。項目に重みは付けていません。

基準は下の「項目ごとの評価基準」のとおりです。基準の中間にあたる状態には、その度合いに応じて 4.7 や 3.5 といった連続した値を付けます。総合評価は、評価できた項目の平均を小数第2位まで出したものです。

値の出所を色と記号で分けています

各社の公式サイトで確認できた値を基本にしていますが、公式に情報が無い項目は、第三者サイトの情報や推測で補っています。 どれがどの出所かは、評価の結果の表で色と記号を分けて示しています。

表示 意味
★4.2 公式サイトに記載がある値
★4.2◇ 第三者サイトの情報にもとづく値
★4.2◆ 推測値
情報なし 公式・第三者とも確認できなかった項目

「情報なし」の項目には星を付けず、総合評価の計算からも外しています。 そのため、平均する項目数は社によって違います(10項目すべて評価できた社もあれば、8項目の社もあります)。情報が無いことを低い評価として平均に含めると、調べきれなかったこちらの都合が、そのサービスの評価として出てしまうためです。

項目ごとの評価基準

項目 5 4 3 2 1
公開求人数 20万件以上 5万件 1万件 2,000件 公開していない
非公開求人の開示 件数を公開 比率を公開 存在に言及・数値なし 公式・第三者とも言及なし 扱っていないと明記
対応エリア・拠点 47都道府県 国内10拠点以上 国内2〜9拠点 国内1拠点 拠点の記載なし
面談方法 来社・電話・オンラインの3つを明示 2つを明示 1つを明示 面談があることのみ明示 面談の記載なし
登録前の求人検索 条件を指定して検索できる 検索できるが条件が限定的 一覧の閲覧のみ 登録しないと見られない 求人を公開していない
スカウト 企業からのオファーを公式に案内 提携エージェント経由など限定的な形で案内 言及はあるが内容が分からない 第三者情報で機能が無いとされている 行っていないと明記
他社との併用 可否を明示 併用している人がいる旨を記載 触れているが可否が読み取れない 第三者情報でのみ確認できる 認めていないと明記
得意領域の明示 特化の切り口を複数明示 特化の方向を1つ明示 業界別の体制に言及するのみ 第三者情報でのみ分かる 記載なし
料金 求職者は無料と明示 無料だが条件付きの記載 料金の記載が分かりにくい 記載なし 求職者から費用が発生
求人数の集計時点 求人数の横に時点を明記 サイト内の別の場所に時点の記載 求人数はあるが時点の記載なし 求人数そのものが非公開 求人情報が無い

海外拠点は加点していません(国内で働く場合の比較のため)。リクルートエージェントの「約80万件」は最上位帯として5.0にしています。採用予定数であることを理由に減点はしません。件数を低く見積もる根拠がないためで、代わりに下の「同じ評価になったとき」でのみ、数え方のそろっている社を上に置きます。

同じ評価になったとき

総合評価が並んだ場合は、公開求人数 → 対応エリア・拠点 → 面談方法の順に星を見て、先に差がついた項目が高いほうを上にします。この3項目は、参考にした既存の比較サイトで最も多く列に採用されており、読者が最初に見る項目だからです。

3項目すべて並んだ場合は、求人数の数え方が他社とそろっている社を上に置きます。読者が他社と直接比べられる数字を出している、という理由です。

情報の時点と「情報なし」の扱い

公式サイトの情報は、すべて2026-09-06に各社のサイトで確認したものです。集計時点を自社で明記しているのは3社だけなので(項目10)、それ以外の数字は「本サイトが2026-09-06に確認した表示」として読んでください。

公式に無かった項目は、第三者の比較サイト・口コミサイトを探し、それでも取れないものは他の情報から推測しました。第三者情報と推測値は、上のとおり色と記号で公式の値と分けています。 第三者情報どうしで数字が食い違う場合は、その旨を各社の詳細に書いています。

どちらの方法でも確認できなかった項目は「情報なし」としています。これは、機能やサービスが存在しないという意味ではありません。どのページを見たかは各社の詳細に書いています。

評価に使わなかった項目

読者が気にしそうな項目のうち、この記事で評価しなかったものと、その理由です。

項目 採用しなかった理由
書類添削・面接対策・年収交渉の中身 6社ぶんを同じ粒度で比べられる情報が、公式・第三者のどちらからも取れなかったため
口コミ・利用者の評判 本サイトは利用者調査を実施していないため。実施していない調査の結果は書きません
担当者の質・相性 担当者ごとに変わるもので、申し込む前に確認できる形では公開されていないため

許可番号や手数料の明示といった法令上の開示項目も評価には使っていません。事業者に課された義務であって、読者がサービスを選ぶ基準ではないためです。掲載してよい事業者かどうかの足切りにだけ使っています。

評価の結果

サービス 総合評価 求人数 非公開 エリア 面談 検索 スカウト 併用 得意領域 料金 集計時点
リクルートエージェント ★4.67 ★5.0 ★5.0 ★4.2 ★4.0 ★5.0 ★5.0 ★5.0 ★3.5 ★5.0 ★5.0
パソナキャリア ★4.67 ★4.0 ★4.0 ★5.0 ★5.0 ★5.0 ★5.0 情報なし ★4.0 ★5.0 ★5.0
doda ★4.41 ★5.0 ★3.0◆ ★4.1 ★4.0 ★5.0 ★5.0 ★5.0 ★5.0 ★5.0 ★3.0
type転職エージェント ★4.30 ★3.7 ★5.0 ★2.0 ★4.0 ★5.0 情報なし ★4.0 ★5.0 ★5.0 ★5.0
マイナビエージェント ★4.22 ★4.7 ★3.0 ★3.5◆ ★5.0 ★5.0 ★4.0 ★4.0 ★5.0 ★5.0 ★3.0
JAC Recruitment ★3.50 ★3.9◆ 情報なし ★4.1 ★2.0 ★5.0 ★2.0◇ 情報なし ★4.0 ★5.0 ★2.0

記号なしは公式サイトに記載がある値、◇は第三者サイトの情報、◆は推測値です。「情報なし」の項目は総合評価の計算から外しています。2026-09-06時点の情報にもとづきます。

総合評価は3.50〜4.67の範囲に収まりました。10項目のうち料金と登録前の求人検索は6社とも5.0で、ここでは差がつきません。裏を返せば、「無料で、登録前から自分で求人を探せる」という点はどれを選んでも同じということです。

順位を分けたのは、情報をどこまで公開しているかでした。1位のリクルートエージェントと2位のパソナキャリアは総合評価が同じ4.67で並んだため、同じ評価になったときの規則を適用しています。公開求人数がリクルートエージェント5.0、パソナキャリア4.0なので、リクルートエージェントが上です。ただしパソナキャリアは併用の記載が確認できず9項目での平均、リクルートエージェントは10項目すべてで評価できているという違いがあります。

3位のdodaは、9つの専門サイトを持つ得意領域の明示と、スカウト・併用の明示で5.0を取っています。下げているのは非公開求人と集計時点で、どちらも「情報を出していない」ことによるものです。4位のtype転職エージェントは対応エリアの2.0(東京1拠点)が響いていますが、これは東京で働くつもりなら当てはまりません。5位のマイナビエージェントは面談方法と得意領域で5.0を取る一方、拠点数を公表しておらず推測での評価になっています。

6位のJAC Recruitmentは、10項目のうち2項目が情報なしで、8項目での平均です。求人総数・面談方法・集計時点を自社サイトで公開しておらず、申し込む前に確認できる情報が6社の中でいちばん少なくなっています。 ただし国内比較のため加点していない海外11ヵ国の拠点があり、海外勤務や外資系が条件なら別の見方が必要です。

各社の詳細

1位 リクルートエージェント — ★4.67

公開求人数 対応エリア 面談方法
約80万件(採用予定数) 東京本社と16の支社 Zoom・電話が基本
  • 表示件数は約80万件、非公開求人は約29万件(2026年8月30日時点)。ただし同社は**「表示件数は採用予定数」と注記**しています。他社の求人件数と直接は比べられません。
  • 非公開求人の件数を公開している数少ない社です。6社中2社しかありません。
  • 面談は「最近では、Zoomでのオンライン面談や電話面談が基本」。来社の案内は確認できませんでした。
  • 併用について「前提として、転職エージェントを複数併用することは可能です」と明記しています。
  • 10項目すべてで評価できた2社のうちの1社です。下げているのは得意領域の3.5で、「各業界に精通したキャリアアドバイザー」とあるものの、特化の切り口までは示していません。

向いている人: 求人の量を最優先する人。非公開求人の規模も確認したい人。 向いていない人: 表示件数をそのまま他社と比べたい人(単位が違います)。

→ リクルートエージェントの詳細を見る

2位 パソナキャリア — ★4.67

公開求人数 対応エリア 面談方法
53,125件(9月6日更新) 47都道府県に拠点 電話・Web・対面
  • 対応エリアが6社で唯一の5.0です。「47都道府県に拠点」と明記しています。
  • 公開求人情報総数53,125件(9月6日更新、新着6,273件)。集計時点を明記している3社のうちの1社です。
  • 非公開求人は「61.0%」と比率で公開。件数ではないため他社と直接は比べられませんが、公開していること自体は6社の中では多いほうです。
  • スカウトサービスがあり、「年収800万円以上の非公開求人をご紹介」と案内しています。「ハイクラス転職に特化」と自称しています。
  • 他社との併用については、公式・第三者とも記載を確認できませんでした。 この項目は情報なしとして、総合評価は9項目の平均です。

向いている人: 地方在住で、近くの拠点で対面相談したい人。 向いていない人: 求人の絶対量を最優先する人(上位社の5分の1〜15分の1の件数です)。

→ パソナキャリアの詳細を見る

3位 doda — ★4.41

公開求人数 対応エリア 面談方法
285,080件 拠点12カ所 原則オンラインまたは電話
  • 求人件数が28万件台で、6社の中で数え方のそろった数字としては最大です。
  • 「WEB・ITエンジニア」「ものづくりエンジニア」「メディカル業界」「金融業界」「管理職・ハイクラス」「女性の転職」など9つの専門サイトを持ち、業種・職種別の専任キャリアアドバイザーが付きます。得意領域の明示は5.0です。
  • キャリアカウンセリング拠点は全国12カ所(東京・横浜・札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡)。
  • 面談は「原則としてオンラインまたは電話」と明示。来社を前提にしていないので、在職中でも動きやすい形です。
  • 「企業からのオファー」と、複数社の併用可否の両方を自社サイトで案内しています。
  • 非公開求人は、件数も比率も公式に確認できませんでした。 第三者サイトも「豊富に扱うが具体的な件数は公開されていない」としており、存在はするが数値が出ていない状態と推測して3.0としています。集計時点の記載もありません。

向いている人: 在職中で来社しづらく、自分の職種に合った専門窓口から入りたい人。 向いていない人: 非公開求人の規模を数字で確認してから決めたい人。

→ dodaの詳細を見る

4位 type転職エージェント — ★4.30

公開求人数 対応エリア 面談方法
37,969件(9/6更新) 東京・赤坂の1拠点 主に電話かオンライン
  • 求人総数37,969件、非公開求人数26,894件(9/6更新)。非公開求人の件数を公開している2社のうちの1社です。
  • 拠点は東京都港区赤坂の1か所のみ。対応エリアが2.0となり、総合評価が下がっています。東京で働くつもりなら、この減点は当てはまりません。
  • 面談は「現在ご面談は主にお電話かオンラインにて行っております」。
  • 女性・20代・IT・営業・ハイキャリア向けの専門サイトを展開しており、得意領域の明示は5.0です。
  • 併用について「他社エージェントサービスや自己応募と並行して活動されている方も多くいらっしゃいます」と書いています。
  • スカウト機能は、公式・第三者とも有無を確認できませんでした。 この項目は情報なしとして、総合評価は9項目の平均です。

向いている人: 東京で働く前提で、20代・女性・ITなど条件がはっきりしている人。 向いていない人: 首都圏以外で働きたい人。

→ type転職エージェントの詳細を見る

5位 マイナビエージェント — ★4.22

公開求人数 対応エリア 面談方法
150,611件 全国複数拠点(数は非公表) 来社・Web・電話
  • 面談方法が6社で最も広く、「来社・Web・電話などで」と3つを明示しています。この項目は5.0です。
  • 公開求人数は150,611件、公開企業数は16,496件。集計時点の記載はありません。
  • 「IT・WEBエンジニア」「メーカー」「営業職」など、業界別の専任アドバイザーを置いており、得意領域の明示は5.0です。
  • 拠点は北海道・宮城・東京・名古屋・大阪・福岡などにありますが、総数を公表していません。 確認できた地域から6拠点程度と推測して3.5としています。
  • 「マイナビ転職AGENTスカウト」がありますが、届くのは提携する転職エージェントからのスカウトで、企業から直接のオファーとは性質が違うため4.0です。
  • 非公開求人については「サイト内でご覧いただける求人は一部」とあるだけで、件数の記載はありません。

向いている人: 来社して対面で相談したい人。面談方法を自分で選びたい人。 向いていない人: 拠点の所在地や求人数の時点を事前に細かく確認したい人。

→ マイナビエージェントの詳細を見る

6位 JAC Recruitment — ★3.50

公開求人数 対応エリア 面談方法
約4〜6万件(推測) 国内13拠点・海外11ヵ国 記載なし
  • 求人総数を公開していません。 トップページ、求人一覧、求人検索、サービス紹介の4ページを確認しましたが、件数の記載が見つかりませんでした。第三者サイトの数字も30,658件(2026年4月1日時点)と60,453件(2026年8月31日時点)で開きがあるため、その中間を推測値として3.9としています。
  • 面談方法も、トップページとサービス紹介ページを見た範囲では記載がありません。面談があること自体は書かれているため2.0です。
  • スカウトについては、第三者サイトが「スカウト機能なし。面談をして企業を紹介してもらう形式が基本」としており、2.0としています。
  • 国内13拠点(東京・北海道・東北・北関東・横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・大阪・神戸・中国・福岡)に加え、海外11ヵ国。海外拠点は本記事の評価対象外です。
  • 非公開求人の開示と他社との併用は情報なしで、総合評価は8項目の平均です。
  • 総合評価が下がっているのは情報を公開していないことによるもので、サービスの質を測ったものではありません。

向いている人: 海外勤務や外資系を視野に入れている人(その条件は本記事の評価対象外なので、別の見方が要ります)。 向いていない人: 申し込む前に求人の量や面談形式を確認したい人。

→ JAC Recruitmentの詳細を見る

向いていないケース

この記事は「どの転職エージェントに申し込むか」を決めるためのものです。次の場合は役に立ちません。

  • 転職するかどうかを迷っている段階。 この記事は転職すること自体は前提にしています。
  • 特定の業界・職種に強い特化型を探している。この記事は総合型6社の比較で、特化型は別の枠組みで比べる必要があります。
  • 年代や属性で絞り込みたい。「20代向け」「ハイクラス向け」といった切り口は扱っていません。1本の記事に複数のランキングを入れると、どの順位を見ればよいか分からなくなるためです。
  • 内定の出やすさや年収の上がりやすさを知りたい。この記事が評価しているのは申し込む前に確認できることだけで、結果は測っていません。
  • 口コミや利用者の評判を知りたい。本サイトは利用者調査を実施していないため、評判は扱いません。

まとめ

総合ランキング

2026-09-06時点の情報にもとづきます。総合評価は、評価できた項目の平均です。
順位サービス総合評価評価が高かった項目評価が低かった項目
1位リクルートエージェント★4.67公開求人数・非公開求人の開示・スカウト・併用の明示・集計時点(いずれも5.0)得意領域の明示(3.5)
2位パソナキャリア★4.67対応エリア・面談方法・スカウト・集計時点(いずれも5.0)公開求人数・非公開求人の開示・得意領域の明示(いずれも4.0)
3位doda★4.41公開求人数・スカウト・併用の明示・得意領域の明示(いずれも5.0)非公開求人の開示・集計時点(いずれも3.0)
4位type転職エージェント★4.30非公開求人の開示・得意領域の明示・集計時点(いずれも5.0)対応エリア(2.0)
5位マイナビエージェント★4.22面談方法・得意領域の明示(いずれも5.0)非公開求人の開示・集計時点(いずれも3.0)
6位JAC Recruitment★3.50登録前の求人検索・料金(いずれも5.0)面談方法・スカウト・集計時点(いずれも2.0)

状況に応じたおすすめ

総合評価は多くの人にとっての使いやすさです。条件がはっきりしている場合は、順位より下の行が当てはまります。
あなたの状況おすすめ評価のどこを見た結果か
地方に住んでいて、対面で相談したいパソナキャリア対応エリアが5.0(47都道府県に拠点)で6社中最高。面談方法も5.0で、電話・Web・対面の3つが選べる
在職中で、平日に来社できないdoda面談が「原則としてオンラインまたは電話」と明示されており、来社を前提にしていない。公開求人数も5.0
来社して対面でじっくり相談したいマイナビエージェント面談方法が5.0(来社・Web・電話の3つを明示)。得意領域の明示も5.0で、業界別の専任アドバイザーがいる
とにかく多くの求人を見たいリクルートエージェント公開求人数・非公開求人の開示がどちらも5.0。ただし表示件数は採用予定数なので、件数どうしを直接比べるならdodaの285,080件を使ってください
東京で働くつもりで、20代・女性・ITなど条件がはっきりしているtype転職エージェント総合評価を下げているのは対応エリアの2.0(東京1拠点)だけ。東京で働くなら、この項目は不利になりません
海外勤務や外資系を視野に入れているJAC Recruitment海外11ヵ国の拠点は本記事の評価対象外(国内比較のため加点していない)。海外が条件なら別の見方になります

よくある質問

転職エージェントは何社に登録すればよいですか

本サイトは推奨する社数を持ちません。ただし併用について、6社のうち4社が自社サイトで書いています。リクルートエージェントは「前提として、転職エージェントを複数併用することは可能です」、dodaは「はい。複数社ご利用いただいて構いません」と可否を明示しています。マイナビエージェントは「1〜2社登録されている方も少なくありません」、type転職エージェントは「他社エージェントサービスや自己応募と並行して活動されている方も多くいらっしゃいます」と書いています。

本当に無料ですか

6社とも自社サイトで無料と明示しています。求職者から手数料を取らない仕組みは職業安定法第32条の3第2項が原則として定めているものですが、同法施行規則第20条第2項は例外を置いており、芸能家・モデル・科学技術者・経営管理者・熟練技能者で厚生労働大臣の定める額を超える賃金を得る場合は求職者から手数料を取れます。該当しうる職種であれば、申し込む前に各社の手数料の明示を確認してください。

求人数が多いほど良いのですか

この記事は公開求人数に星を付けていますが、それは「申し込む前に自分で確認できる量」を測っているからで、内定の出やすさを測ってはいません。また各社で数え方が違います。リクルートエージェントの「約80万件」は同社の注記のとおり採用予定数で、dodaの285,080件(求人件数)とは単位が違います。

「情報なし」の項目があるサービスは不利になりませんか

情報なしの項目は評価を付けず、総合評価の計算からも外しています。そのため、評価する項目数が社によって違います。低い評価を付けて平均を下げる扱いにはしていません。どの項目が情報なしかは評価の結果の表に出しています。

この順位はどうやって決めたのですか

本文の「この記事の評価方法」に、項目ごとの評価基準・値の出所の示し方・同じ評価になったときの解き方をすべて書いています。同じ表から同じ順位を計算し直せます。掲載順に広告料は影響していません。